くろたん-オカルト・都市伝説まとめ-

リールの中で一つだけ巻き上げが極端に遅いものがありました。

48 名前:本当にあった怖い名無し
祖父は青森県の某漁港でイカ釣り漁をしています。その日も夜から沖に出てイカ釣り用の照明を点灯させました。真夜中です。
照明の光に誘われて集まってくるイカを、等間隔に釣り針の付いた糸を何本も垂らして一気に釣り上げるのです。
糸を巻き上げるリールが勢いよく回り、船上に沢山のイカが上がってきます。


49 名前:本当にあった怖い名無し
順調に回り続けるリールの中で一つだけ巻き上げが極端に遅いものがありました。
故障か?と思い祖父が様子を見に近づくと、ゆっくりながらも止まることなく糸は上がってきています。
流木でも引っ掛けたか?とリールの巻き上げ速度を上げたところ、照明に照らされた海中で何やら黒いモヤモヤしたものが、
こちらに近づいてくるのが見えました。

50 名前:本当にあった怖い名無し
水面下ギリギリの それ を見た瞬間、祖父は恐怖と戸惑いで軽く目眩がしたそうです。
そして、それが勢いよく船のヘリに這い上がって来たそうです!。

セーラー服を着た髪の長い女の子でした。

驚いた祖父でしたが、すぐに冷静さを取り戻し、女の子を丁寧に引き上げ、
毛布でくるみ、陸に戻って漁業組合のホール内に寝かせ、お線香をあげました。


52 名前:本当にあった怖い名無し
・・・この遺体を引取りに来た警察の話では、その日の昼間に青森県から北海道へ行くフェリーで修学旅行中の女生徒が
一人飛び降りたそうです。自殺だったそうです。おそらくその子じゃないか?という話でした。
実際、身元確認の結果 その子でした。

53 名前:本当にあった怖い名無し
祖父が言うには漁業をやっていると、希ですが水死体に遭遇することが何度かあったそうです。
しかし今思うと、この時の出来事が一番ゾッとしたそうです。
「海ん中から上がって来た時、目が合った。こっちを見ながら上がってきた。」
「片腕を伸ばして船に上がって来る様が、まるで生きてるように見えた。
それぐらい遺体は綺麗だった。」と言っていました。


54 名前:本当にあった怖い名無し
自殺は悲しく不幸な事だと思います。
ただ、彼女は魚に食われたり腐敗することなく綺麗なまま家族の元に帰れたのが少しでも救いになる事を願ってやみません。
合掌

修学旅行、浴衣の男

13 名前:本当にあった怖い名無し
私が高校生の時。国語の先生が話してくれたお話です。

先生が引率として行った、何年か前の修学旅行。
行き先は仰っていませんでしたが、今と変わっていなければ北海道でしょう。

元気盛りの高校生達。多少の問題は起こったものの、まぁ例年通り。
ホテルまで辿り着き、早めの夕食の時間でした。

ふと、近くの女の子グループのテーブルを見ると
お喋りばかりであまり箸をつけていません。
お年頃ですからね、男の子達の目が気になったのでしょう。
先生は、声こそかけなかったものの
『あらあらあの子達、夜中にお腹空かせて買い食いでもするんじゃないかしら』
と、これもまた例年通りの心配をしていたそうです。

そして夜中、深夜1時頃でしょうか。
先生方でこっそり飲み交わしたお酒もまわり
布団に潜ってウトウトしかけた時、突然、部屋のドアをドンドン叩く音と
「先生たすけて!」という女の子の泣き声。
同室の先生と顔を見合わせ慌ててドアを開きました。
そこにいたのは夕食時に目に付いたグループの女生徒がふたり。
「○○ちゃんが変なの!どうしよう!」

彼女たちの部屋はすぐ近くでした。
飛び込むように部屋に入ると、布団の上に仰向けに倒れている○○ちゃんと、
青い顔をしてその横に座り込んでいるもう一人。
何か事故でもあったの!?
こちらも蒼白になりながら○○ちゃんの肩をゆすると、
彼女はあっさりと目を覚ましました。
キョトンとして、なにかあったの?という風情。
ホッと胸を撫で下ろし、彼女たちに何があったのか尋ねました。


14 名前:本当にあった怖い名無し
その話はこうです。

深夜0時をまわった頃。もちろん消灯の見廻りは声をひそめてやり過ごしました。
布団に形だけは入り、くすくす他愛もないお喋りをしていましたが
やがて誰ともなく「お腹空かない?」の声。
先生の予想通りでした。
しばらくは我慢していましたが、やっぱり無理!とのことで、
こっそり1階のエントランスに向かいました。
もちろん売店は閉まっている時間ですが、
何台かお菓子の自販機があったのでそれ狙いでした。

こそこそと、少し楽しくなりながら1階まで階段を降りると
エントランスの薄暗くなった照明の中に、浴衣姿の人影が見えました。
白地に紺色の模様、後ろ姿でしたが男性です。
なぜか、頭にはほっかむりをしていました。
誰とまでは判りませんでしたが「ヤバイ!先生だ!」と
慌てて階段を引き返そうとしました。

その気配でゆっくり振り向き始めるほっかむりの男。
両手をゆっくり、案山子のように広げました。
それ以上見ている場合でない!捕まったらお説教されるのは目に見えています。
我先にと階段を駆け上がる彼女たちの後ろから
広げた両手と体をやじろべえのように両側に揺らし
ゆっくり、ゆっくりとした歩みで追ってきます。
顔はよく見えません。声も上げません。
彼女たちの部屋は3階です。
こんなに全力で駆け上がっているのに、なぜか男はゆっくりとした歩きで
どんどん距離を詰めてくるのです。
とにかく無我夢中で走り、部屋になだれ込みました。
その瞬間、最後尾を走っていた○○ちゃんから「ひゃあ!」と悲鳴。
「背中撫でられた~!!」


15 名前:本当にあった怖い名無し
勢いでドアまで閉めたものの、もう部屋もバレてしまっているので
いつ『コラァお前らぁ!』の怒声が響くかとビクビクしていたのですが
しばらく経っても部屋はシーンと静まりかえったままでした。
「…もしかして、見逃してもらえた?」
皆なんとなく違和感は感じていたものの、ひとまず安堵感でそれを拭い去りました。

「もう買いに行くのは無理だね~」

しかし走った動悸と興奮でしばらくは寝付けそうにありません。
四人でまたくすくすとお喋りを始めた時、
急に○○ちゃんが『XXXXXXXXXXX!!!!!』と叫びました。
何と言っていたかは判りません。男の怒声のような感じでした。
三人がビックリしていると、今度はよだれを垂らしてアハハハハハと笑い出し
そのまま仰向けに倒れびくんびくんと痙攣を始めました。
そこで慌てて先生の部屋に駆け込んできたというわけです。


16 名前:本当にあった怖い名無し
起きてきた他の先生方にもみっちり叱ってもらった後、
その浴衣の男が気になり尋ねました。
が、四人とも覚えていたのは白地に紺の浴衣とほっかむり、という点だけでした。

修学旅行中、そのホテルは学校の貸し切りでした。

彼女たちが見た白地に紺の柄の浴衣は、たしかにこのホテルの物です。
しかし生徒達の部屋にも先生方の部屋にも、浴衣は置いてありませんでした。
薄暗く落とされた照明の下で
彼女たちは初めて来た遠方のホテルの、見る機会が無いはずの浴衣の柄だけを
何故かハッキリと覚えていました。

穴の中の子供部屋

56 名前:本当にあった怖い名無し
これは2年前、当時、中学3年生だった時の出来事

父親の仕事の関係で茨城にある筑波市という所に引っ越した
正直3年生のこの時期に転校なんて最悪だと思っていたけど
仕事では仕方ないと半分気分は落ち込んでいた
そんな俺の気分を更に落としたのがボロクソな引越し先の家
初めて訪れた時は長い掃除の幕開けと覚悟をした
庭はお菓子やら何かの袋のゴミが散乱していて酷い状況だった
更に驚いたのが庭に面している家の窓ガラスが割れていたこと
おいおい、ここの管理者は何してるんだと溜め息が出た

しばらく庭を見ていると2階から父親の声がした
父親「おーい和也(俺の名前)車からゴミ袋持って2階に来てくれ」
そう言われてゴミ袋を持って玄関へと入る
入った瞬間感じたことだけど、この家・・・あまり好きになれない
もう直ぐ昼になるってのに家の中は薄暗かった
それ以前に雰囲気的に嫌な感じがしていた
玄関から正面は階段になっていた、廊下を真っ直ぐ進んだところには台所とリビング
もう一つは居間のようだ

2階では母親と父親それと弟がかたずけてるのかガサガサと音が聞こえていた
ちなみに俺の家庭は4人家族だ
2階に上げって行くと3人でかたずけをしていた
父親「よし、徹底的に綺麗にすんぞ、お前もやれよ」
嫌な顔をしながら下に落ちているゴミをかたずける、しかし本当に汚い
以前住んでたやつだろうけどよくこんなにも汚せたもんだ
冷凍食品の袋やらカビの生えたうまい棒らしきお菓子
本当に最悪だ


57 名前:本当にあった怖い名無し
ゴミを拾いながら進んでいくと突き当たりに着いた
ん?左の壁に目を向けると壁の1ッ箇所に異様なまでにガムテープが貼られていた
壁は壁なのだが辺りの壁と見比べると色が白い
というか部屋なのか?
白い部分はまるで扉がそこにあったかのように形作られていた
間取りから見てもそこは部屋がある場所と一致している
何で扉の部分を埋めてしまっているのだろうか?
俺「ねえ何でここ入れないようになってんだ?」
俺が問いかけると父親が来た
父親「なんだこりゃ?まいったな~こんな話聞いてないよ」と父親はブツブツ言いながら携帯を
取り出して階段を下りていった

父親が下りていって直ぐ弟が来た
弟「どうかしたの?」
俺「ここの部屋、扉が塞がってんだよ」
弟「え?これ扉なの?すげー」
弟は珍しい物を触るかのように壁を触っている、すると弟が壁の真ん中のガムテープへと目を移す
弟「なあ兄貴、ここに貼ってあるガムテ緩くね?」
マジで?とガムテープの部分を触ると少し凹んだ
俺「もしかしてこの部分壁になってないのかもな」
弟「剥がしてみっか」
弟は壁に貼ってあるガムテープを勢い良く剥がそうとしたが滅茶苦茶に貼られてるせいか
少し剥がれて途中で切れてしまった
だけど剥がした部分に少しだけ穴が見えた、どうやら本当に壁にはなっていなくて
ガムテープで穴を塞いでるようだ


58 名前:本当にあった怖い名無し
穴を見た弟はもう一息とばかりに残りのガムテープを引き剥がす
小さく露出していた穴はどんどん広がっていき全てのガムテープを剥がし終えた時には
直径50cm程の穴が姿を現していた
弟「なんだここだけ入れるようになってるじゃん、中どうなってんだろ」
穴の中を覗く弟
弟「うわ~すっげー真っ暗だ何も見えない」
俺「窓から光差し込んでないのか?」
俺は弟をどかし中を覗く、中はたしかに真っ暗だった1つの光もなくただ暗闇だけが中に広がっていた
そこへさっき下りていった父親とこの家の管理人がやってきた
父親「お前達なにしてるんだ、何だこの穴?」
弟「ガムテ付いてたから剥がしたら穴が開いてたんだよ」
父親「なんだ穴まで開いてるのか・・・柳さん(管理人の苗字)これ事前に話してくれないと
   困りますよ」
柳「ほ・・本当に申し訳ないです・・・・・・・」
・・・・・・・
柳さんは謝ったあとすんなり黙ってしまった、妙なことに穴の方を見ようとしてない
表情からは怯えてるようにさえ見えた
柳「あ、ああのこの部屋の対処を考えたいので下に移ってもらってもいいですか?
  詳しいことは下でお話します」
父親「そうですね、このままじゃ困りますし部屋が使えないんじゃ不便ですし」
そう言って2人は1階に下りて行った


59 名前:本当にあった怖い名無し
俺は気になる事があったから1階に下り外に出た、気になるのはさっきの塞がれてた部屋の
窓側だ部屋があると思われる外側に行ってみたが不思議なことに部屋の窓のような
部分は見当たらなかった
だけど窓があったと思われる箇所はあった、あそこも塞がれてるのか周りの白黒い壁と違って
白い色がはっきりとしていた
5分くらい経って玄関から柳さんと父親、母親が出てきた
柳「本当に申し訳ありませんでした、工事はこちらで頼みますので日程が決まり次第
  報告いたします、では失礼します」
父親・母親「お気をつけて」
俺「話ついたの?」
父親「ああ、とりあえずあの壁壊して部屋を普通に使えるようにしてくれるってさ
   費用も向こうが負担してくれるし、まあ言うことなしだな」

弟「うわああああ!」
ドタドタドタドタ
突然弟が叫びながら階段を物凄い勢いで下りてきた
母親「ちょっとなに?大声なんか出して」
父親「おい!周りに迷惑だろ」
弟「2階の真っ暗な部屋・・・何かいる・・・」
弟は怯えた顔でそう言った
弟「中に入ろうとして顔を中に入れたんだ、そしたら奥の方からなんか這いずるような音が聞こえて
  なんだろうと思ってしばらく聞いてたんだけどなんか変で・・・」
母親「ねずみか何かじゃないの?そんなに怯えるようなことじゃないでしょ」
弟「違うんだよ!ねずみとか動物とかそんなんじゃない、なんかを引きずってるような音なんだよ」
母親「大き目の動物が迷い込んだのかもね、それとあの穴塞いでおかないと、あなたお願いね」
父親「わかった、まあ気にすんな大きなねずみが住み着いてんだろ」
弟「・・・・・・」
弟はもう話しても無駄だなと言わんばかりに車の中へと閉じこもってしまった


60 名前:本当にあった怖い名無し
俺は興味が沸いたので懐中電灯を持って2階へと行って穴の中を覗いて見た
一筋の光が真っ暗だった部屋の中を薄く照らす
中は荷物やダンボールの箱でいっぱいだった
耳を澄ましてみるが弟の聞いたような引きずる音は聞こえなかった
・・・・・
こうしていると不気味な気分になってくる、2階には自分しかいないことを思いだす
途端に寒気がした
階段から父親が上がってきた
父親「何してんだ?」
俺「ちょっとねずみ見てみようかと思ってね」
父親「中はどんな感じだ?」
俺「普通、物置みたいな感じだったよ」
父親「ってことは工事が来たら荷物の処分もしなきゃ駄目か、はぁ・・大変だな
   しかしなんだって前の人はこんな風にしちまったのか、窓や出入り口まで
   塞いじまうなんてな」
たしかな疑問だ、物置なら物置でそのままにしておけば良いのにわざわざ塞ぐ理由がわからない
部屋が1つ多いぐらいで別に困ることもないと思うんだが
そんなことを考えてる内に父親は壁の穴を布とテープで塞いでいた
塞ぎ終えると父親は1階へと下りていった
俺も1階へ行こうとした時穴の方を無意識にチラ見してしまった
あれ?・・・・なんか変だ
布の部分が膨らんでる?父親は真っ直ぐピンと張っていたはず
かすかに動いてるようにも見える・・・・
全身に鳥肌が立ち始める・・・何かが・・何かがまるで穴から出ようとしているみたいだ
俺は怖くなって急いで1階へと下りた

61 名前:本当にあった怖い名無し
リビングへ向かうとだいぶかたずいていた
そこで部屋を決めることになった
話し合いの結果父親と母親が1階の居間、俺と弟が2階の部屋となった
本来なら2階に2部屋の予定で俺と弟は別々の部屋の予定だったが
もう一つの部屋があの状態なので工事が来るまでの間我慢ということになった
しかし弟が2階は絶対嫌だと言って聞かないのだ
あまりにも拒否するので仕方なく2階のもう一つの部屋が空くまでリビングが弟の仮部屋となった
俺とはそんなに嫌なのかとも思ったが聞いたところ昼の一件で2階が怖くなったとのこと
小学5年にもなって何を言ってるんだとも思ったが弟の気持ちはわからなくもない
俺も昼間のあれは流石に見間違いと思いたくなるほどだ
そう考えた途端また2階へあがるのが怖くなっていた

俺まで文句を言っていては仕方ないので部屋の荷物をかたずけるため2階へと向かう
しかし夕方になると2階がとてつもなく暗く感じる、階段の下で見上げて見るが
凄く怖い
今にも上から幽霊とかが下りてきそうだ
俺は一段ずつ階段を上っていく、しだいにあの穴が見えてきて俺は確認してみた
やはり膨らんでいない、じゃあさっき見たのは気のせいなのか?
気にしないでおこう、きっと引越しで疲れてるのかもしれない
俺は恐怖を紛らわすために無理矢理そう思い込むことにした
俺の部屋の整理が終わって俺はベッドに寝転がった
疲れていたせいもあって俺はそのまま寝てしまった
ザザザザ・・・ッゴ ザザザザ・・・・ッゴ
浅い眠りのなか廊下の方からの音に気づいた
目を覚まして時計を確認すると18時を過ぎていた、部屋が真っ暗でそれに廊下からの音にビビって
俺は急いで部屋の電気を点ける
ザザザザ・・・ッゴ
音はまだしている、廊下のドア越しに耳をつけるとやはり廊下の奥の方で音がしてるようだ
距離からすると恐らくあの穴の開いてる場所付近だ


62 名前:本当にあった怖い名無し
ザザザザ・・ッゴ
引きずってる?いや、何か引っ掻いてる音な気がする
弟が言っていたのはこのことなんだろうか?
2分ぐらいして別の音が入った
キ・・キキ・・プツッ・・・
そんな感じの音が混じってきている
俺は怖かった、なんせこの音を出しているのは家族の誰でもないとなんとなく察していたから
プツプツッ・・・
もしかして!?
俺は一気に冷や汗をかいた、なんとなく音の正体がわかった気がした
テープだ、テープが壁から剥がれる音
得たいの知れない何かはテープを剥がしてる
それから恐怖の時間が始まった、俺は部屋からも出られない状況に陥っている
家族はたぶん1階にいるだろうけど恐らく上がってこないだろう
俺はとても恐怖した、どうすれば良いのかがわからない
ただじっとその音を聞くしかなかった


63 名前:本当にあった怖い名無し
そして最悪な恐怖が俺を襲った
バサッ
何かが床に落ちた音それも薄く軽い物が、たぶん壁に貼ってあった布が落ちたのだろう
ギギ・・・ギィ・・
床がきしむ音とサーという這うような音が聞こえてきた
言い知れない恐怖が全身を包み込む
目には涙が溜まっていた、こんな経験は初めてだったからそれにそれが得たいの知れない何か
という現実が更に恐怖を煽っていた
そいつの這う音は着実にこちらに近づいていた
俺はある決断をする、それは大声を出すことだ、大声をだせば1階にいる家族が気づいて
2階に上げって来てくれると思ったからだ
いざ声を出そうとしたが果たして1階に家族がいるのか不安になってきた
もし出かけてていなかったら?その場合俺は今廊下にいる何かに自分の居場所を教えるような
ものではないだろうか
いやもしかしたら既に相手にはわかってるのかもしれないが・・・
もうなりふり構ってなれなかった俺は渾身の叫び声で「うおおおおおおおおおお!!!」
と叫び続けた
廊下の音も聞こえないぐらいの声が家中に響く、肺の中の酸素をこれでもかというぐらい使い切り
俺は叫んだ


64 名前:本当にあった怖い名無し
息があがっていた、叫びが止んで廊下に耳を澄ますと音はしてなかった
そこへ階段を上がる音が聞こえてくる
俺はその音だけで安心していた
ガチャと扉が開きそこには怒っている父親が立っていた
父親「おまえ何時だと思ってるんだ近所に迷惑だろ」と頭をガツンと叩かれた
だがそんな父親の怒りより俺には廊下の音の方が怖かった
父親と一緒に1階へと下りる最中、ふと穴の方へと目がいった
布が取れていた、俺は父親に布が取れていることを伝えると父親は「あれ?何でだ?」と言いながら
布を貼り直した
やっぱり何かが出てきたことを俺は確信した、この家には何かいるのかもしれないと思い始めた
晩ご飯の最中俺はさっきの出来事を話してみた、だけど父親や母親は冗談だと思ってるらしく
ただ笑っているだけだった
だが唯一、弟だけは聞きたくもないかのように顔を下に向けている
俺は昼のことが気になった弟は音が聞こえただけにしては凄く怯えてるようだったからだ

晩ご飯が終わると俺は弟に昼に2階の穴で何があったのか聞いてみた
弟は嫌な顔をして話したくないの一点張りだったが俺がしつこく聞くと弟は重い口を開いて言った
弟「兄貴が1階に下りて行った後、俺さ穴の中に顔入れて中を確かめようとしたんだよ
  中はもちろん真っ暗で何も見えなかったんだけどさ次第に奥から音が聞こえ初めてさ
  俺も最初はネズミか何か動物かと思ったんだけど何て言うかそんな感じじゃないんだよね
  それでしばらく聞いてたんだけど廊下の薄明かりで見える範囲に突然・・・・」
弟はそこで黙ってしまった、俺は突然なんだよと聞くと
弟「・・・・手らしき物が見えたんだ・・・・・それで怖くなって急いで下りてきたってわけ・・・」
俺はかける言葉もなかった、いや言葉が出てこない
そんな話を聞いてしまった俺はさすがに夜は部屋に戻る気にはなれなかった
親を説得して弟と同じリビングで寝かせてもらうことにした
正直その夜はぐっすり眠れなかった今も2階で得たいの知れない何かが潜んでると思うだけで
これからの家での生活が憂鬱になった


65 名前:本当にあった怖い名無し
次の日朝ご飯を食べ終え俺は学校へ行く準備をしなければならなかった
今日は転校初日で大事な日、父親も車で一緒に行くことになってる
いざ準備をしようとして俺は気づいた制服も鞄も部屋にあることを
俺はどうしようかと迷ったが恥を承知で弟に怖いから一緒に来てくれと頼んだ
弟は仕方ないとばかりに俺の後をついてきてくれた
階段を上がり穴の方を見てみる・・・布が落ちてる
もしかしたら父親が貼り直したのが弱かったのかもしれないが俺は何かがまた出てきたんだなと
思っていた
穴を見た弟は怯えていた、俺は直ぐに部屋へと入り必要な物をまとめてリビングに置くことにした

その日は無事に学校も終わり俺は地図片手に家へ帰ってきた
玄関に入ろうとしたが鍵がかかっている
もしかして誰もいないのかなと気分が暗くなった
母親はたぶん弟の向かいに行っているのかも
仕方ないと合鍵で玄関を開く、家の中は静まり返っていた
俺は急いでリビングにいき電気を点けるテレビをONにし音量をなるべく上げた
2階へはまったく行く気がしなかった、もしかして今も2階のあの穴の部屋に何かがいるのだろうか?
それで俺の帰ったのを知ってるのか
そう考え始めるとどうにも恐怖に負けてしまう、ソファーに座りテレビを見ていると
眠気が襲ってきた
俺は寝てれば時間が過ぎてそのうち親も帰ってくるだろうと寝ることにする
もちろん静かなのは嫌なのでテレビは点けっ放しだ


66 名前:本当にあった怖い名無し
ガン!
その音で俺は目を覚ました
・・・・・・・
辺りは真っ暗だった点いていたテレビも何故か消えている
俺「お母さん?・・・」
一言そうつぶやいた、あまりにも小さい声で、どうやら家族はまだ帰っていないらしい
窓から入る薄明かりを頼りにテレビのリモコンを取るが電源が点かない
どうやら停電のようだ、でも妙だ、周りの家は停電してるわけではなかった
俺の家だけ?と疑問に思いながらさっきのガンと言う音はブレーカーの落ちた音だと理解した
しかしブレーカーが落ちるほどの電気は使っていないと思っていたんだが
故障かなにかだろうか
このままでも仕方ないのでとりあえず玄関にあるブレーカーを見に行くことにした
それに真っ暗なままでは怖すぎる
リビングを抜け廊下へと出る

廊下はかなり暗かった・・・・・何より怖いのが玄関に行く途中に2階への階段があること
俺は音を立てないようにゆっくりと足を踏みしめる
ゴッ
俺「!?」
俺は一瞬びくっとなった、足が廊下に置いてあった荷物に当たったのだ
・・・・・・・
嫌な静けさが俺を包む、ようやくブレーカーの所まで辿り着く
スイッチを上に上げるが・・・まったく点かない、俺は完全に混乱した
なんで点かないんだ?
ズズズ・・・
その時上の方で小さく音がした聞き覚えのある音
ギィ・・・ ギィ・・ザザザ・
何かが這う音と這いずるような音・・・
それは確実に上から聞こえる音だった、あの穴だ
俺はもう動けなかった何故か座り込んでしまってまったく動く気になれない


67 名前:本当にあった怖い名無し
ぺタ・・・ぺタ・・
音が近づいてくる、なんとなくだけど階段を下りてるような気がした
・・・・・・・・
俺はただひたすら階段の方を見ていたというか見るしかできなかった
足や歯がガクガク震える
ぺタ・・・
階段の5段目ぐらいに何か黒い物体のような物が見えてきた
そいつは人なのかわからないが手のような物がたしかにあった
俺の目は焦点を合わせられなくなっていた目が回る・・・吐き気も・・・
心臓がバクバクと・・・・
そこで俺の記憶は途切れた
目が覚めたとき俺は2階の部屋で寝ていた
夢だったのか?それならそれでありがたいと思った
部屋の外ではないか機械音がしている、部屋を出ると穴のあの壁を工事業者の人達が壊していた
何か俺の中でものすごく安心したのを覚えている


68 名前:本当にあった怖い名無し
家族に話を聞いたところ俺は玄関の所で倒れていたらしい
見つけたのは母親でびっくりした母親が救急車を呼んだらしいが別に俺に何の異常もなかったようだ
父親もその後急いで帰ってきてくれたらしく部屋に運んだのは父親だそうだ
その後いろいろと昨日のことを聞かれたが俺は話す気にはなれなかった

穴の部屋は壁が壊され窓の方も塞がっていた壁を取り壊し光が差し込むようになっていた
部屋の中は子供用の玩具や絵本が散乱していた
どうやら子供部屋だった感じみたいだ
部屋を改装してからは不思議とあの音は聞こえなくなっていた
弟もすっかり平気になったみたいで俺と一緒の部屋で寝るようになった
だけど改装したとはいえあの部屋を使う気にはなれなかった
俺が中学を卒業すると同時にあの家を引っ越した
けっきょくあれが何だったのかは今となってはわからない

「パソコンから声がして...」

23 名前:本当にあった怖い名無し
中学校1年生になる息子がおります。

夜中にこっそり起きて、居間に置いてあるパソコンでインターネットしている様です。
その行為自体は、どうでも良いのですが翌日の授業に支障をきたす様なので何回か注意しました。

しかし、子供のこと、親の言うことなど聞きません。 そこで、いたずらして驚かせてやろうと
「おぉぉぉぉ!ふっふっふっふっ!早くぅ寝ろぉ。」

とおどろおどろしい声をWAVファイルにしてパソコンの立ち上がり時に自動的に流れる様に設定しました。
(Windowsパソコンなので、”スタートアップ”にセット)

その夜、期待を胸に就寝しました。

「わぁぁぁぁー。」

夜中の3時頃、息子の叫び声で目が覚めました。
最初は、”何事だ。”と思いましたが、

「あっ。引っかかった。」
とパソコンの細工を思い出しました。

「ちょっと、見てくる。」
と不安な表情の妻に言って、居間へと向かいました。

「とうさん。」
どうして良いか分からず恐怖に震えた息子がパソコンの前で立ちつくしていました。


24 名前:本当にあった怖い名無し
内心、”これで少しは懲りただろう。”と思いつつ、真面目な表情で
「どうした、何が有った。」
笑いをこらえながら息子に問い合わせます。

「パソコンから声がして...」
「お前が、夜中こそこそパソコンなんかやてるから、お化けが出たんじゃないか」
「そうかも知れない。」
「早く寝なさい」
「はい。」
「これからは、夜中でなく、みんながいる時間にやりなさい。」
「分かった。でも、あの女の声が頭に響いて怖いよ。今日は一緒に寝てもいい。」
「えっ。女の声。」
「そうだよ。”おいで。私の所へおいで”て言ったんだ。」

そんなはずは有りません。自分が録音したのは”早く寝ろよ”です。
「馬鹿なこと言ってるんじゃない。早く寝ろ。」


25 名前:本当にあった怖い名無し
私は息子を先に寝室へ追いやると、自分で画面を立ち上げて見ました。
すると、立ち上がりと同時に
「おぉぉぉぉ!ふっふっふっふっ!早くぅ寝ろぉ。」
という声がでました。

なんだ、俺が設定したとおりじゃないか、あいつ、何か聞き間違いデモしたんだろう。

私は画面を終了させようとアイコンをマウスで移動しました。
その時、私は、はっと息を飲みました。

画面上にかすかに人が写りこんでいます。
低反射モニターなのでほんのかすかですが、私の後ろに人が
立っているのが判りました。

き、きっと息子がまた部屋に入ってき・・・

いえ、違います。
はっきりわかりました。
その人影には腰まであるような長い髪が動いていたのを。

26 名前:本当にあった怖い名無し
なんだか無性に怖くなり、パソコンの終了処理をして電源を落としました。
立ち上げて自分の声を確かめる気もしないので早く寝室に向かいました。

居間の出口で電気を消す為立ち止まり電源スイッチを切りました。
居間は真っ暗になりましたが、パソコンのモニターは、白くボーと光ってます。
「モニターの電源が切れてないか。」
と暗い部屋に再度は入ってモニターの電源を切ろうとしましたが、電源は既に切れていました。

その時、モニターの方から、

「おいで。私の所へおいで。」
と女の声がしました。と言うより頭の中にかなりの音量で響きました。
夢中で部屋から出て寝室に戻り布団に潜り込みました。

翌朝、確認したところ自分の録音した声は、録音通りでした。

それ以後、息子は、夜中にインターネットをしなくなりました。
私も、夜中1人でのインターネットは余りやらなくなりました。
一体あの声は、なんだたのでしょう。
何か、波長が合ってしまったのでしょうか。

N木病院、秘密の地下室

7 名前:本当にあった怖い名無し
N木病院。噂では、もともと精神科だったらしい。
たしか3階建てだったと思うが、秘密の地下室があるという。

私は3人で面白半分で地下室を探すことにした。
もし、何かを見たりしても、その場では絶対に言わないこと、
を約束し中に入った。とりあえず3階まで上がって1階まで戻ってきたら、
出口が無くなってた。というよりは、見つからなかった。
しかし、どう考えてもおかしい。入ってきたときと同じルートで
帰ってきてるし、風景もいくらか違う。
草木はそんなに生えていなかったはずなのに、窓の外を見る限り、
私達と同じぐらいの高さの草があった。
まさか、地下室周辺にきたのか?

もう一度同じルートで屋上まで上がることにした。
そして1階についたら、出口があった。入ってきたときと変わらない風景で。
たぶん3人とも、さっきのはなんだったんだろう?と思ったと思う。

車に戻ってしばらくしてから、みんなが気になってたことに、話題が集中。
そしたら、1人の子が、
「実は、私達が病院に入ってから、ずーっと女の人がついて来てた。
マジで怖かったから、言おうと思ったけど、みんながパニクルから
かなり我慢してた」もしかしたら、本当に地下室までたどりついて
しまったのでは・・・
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