870 本当にあった怖い名無し
昭和も終わりの頃の話。女子トイレの個室に入っていたら割と大きめの声で話しかけられた。
水を流している最中だったんで何と言っているかまでは聞き取れない。「ごめん、後で」と
言ったら、また声がして、トイレと外を隔てるドアを開け閉めする気配。
個室のドア越しにわざわざ話しかけてくるのは珍しいかも、何か急用かもと、出たらすぐに
休憩スペースにいた女子二名に「何の用だったの」と尋ねたらきょとんとされた。
871 本当にあった怖い名無し
他に女子はいない。外部からこっそり侵入は無理なレイアウト。
「嫌ですよ止めてくださいよ、このビル、前は病院だったって噂があって怖いのに」
「いやでも幽霊って感じじゃなくて、明るくはきはきした声だったんだよー」
昭和も終わりの頃の話。女子トイレの個室に入っていたら割と大きめの声で話しかけられた。
水を流している最中だったんで何と言っているかまでは聞き取れない。「ごめん、後で」と
言ったら、また声がして、トイレと外を隔てるドアを開け閉めする気配。
個室のドア越しにわざわざ話しかけてくるのは珍しいかも、何か急用かもと、出たらすぐに
休憩スペースにいた女子二名に「何の用だったの」と尋ねたらきょとんとされた。
871 本当にあった怖い名無し
他に女子はいない。外部からこっそり侵入は無理なレイアウト。
「嫌ですよ止めてくださいよ、このビル、前は病院だったって噂があって怖いのに」
「いやでも幽霊って感じじゃなくて、明るくはきはきした声だったんだよー」