748 本当にあった怖い名無し
ある白い部屋に、少女が一人ぼっちで居ました。
部屋には扉が一つあるだけで、その扉も開けれません。
少女は叫びます。
叫んで泣いて喚き、部屋中を暴れまわりました。
そうすると、部屋に一人だけ男の人が居ました。少女より二つほど年上の青年です。
青年は少女をなだめ、少しお喋りをすると部屋から居なくなりました。
次の日も、またその次の日も青年はやってきました。
少女は青年とお喋りをするのが大好き。
でもお喋りに夢中で青年の名前を聞くのが出会って三日後でした。
でも、少女は一つだけ不満があり、とある日その青年に言いました。
「君はいつも頷くだけだね。それになんだか悲しそう」
青年は苦笑いしました。
また別の日、ご立腹の少女は言いました。
「本当にお前さんはいつも頷くだけだなぁ。それになんでそんな悲しそうな顔をするの?」
またまた別の日、少女はとうとう痺れを切らして怒ってしまいました。
気付くと青年は全身真っ白になっていました。
不思議な光景に少女はボーッと青年の姿を見ていました。
数日後、お腹を空かせた少女の前に沢山の人がやってきました。
そして、少女は真っ赤な病院へと閉じ込められました。
ある日、少女は先生に聞きました。あの青年はどこに居るのか、そもそも誰だったのかと。
先生は正直に答えました。
その答えに、少女は今度こそ一人ぼっちになってしまったと気付いてしまいました。
ある白い部屋に、少女が一人ぼっちで居ました。
部屋には扉が一つあるだけで、その扉も開けれません。
少女は叫びます。
叫んで泣いて喚き、部屋中を暴れまわりました。
そうすると、部屋に一人だけ男の人が居ました。少女より二つほど年上の青年です。
青年は少女をなだめ、少しお喋りをすると部屋から居なくなりました。
次の日も、またその次の日も青年はやってきました。
少女は青年とお喋りをするのが大好き。
でもお喋りに夢中で青年の名前を聞くのが出会って三日後でした。
でも、少女は一つだけ不満があり、とある日その青年に言いました。
「君はいつも頷くだけだね。それになんだか悲しそう」
青年は苦笑いしました。
また別の日、ご立腹の少女は言いました。
「本当にお前さんはいつも頷くだけだなぁ。それになんでそんな悲しそうな顔をするの?」
またまた別の日、少女はとうとう痺れを切らして怒ってしまいました。
気付くと青年は全身真っ白になっていました。
不思議な光景に少女はボーッと青年の姿を見ていました。
数日後、お腹を空かせた少女の前に沢山の人がやってきました。
そして、少女は真っ赤な病院へと閉じ込められました。
ある日、少女は先生に聞きました。あの青年はどこに居るのか、そもそも誰だったのかと。
先生は正直に答えました。
その答えに、少女は今度こそ一人ぼっちになってしまったと気付いてしまいました。