1 名前:無名(`・ω・´)
誰か聞いてくれ。
これは4年前の話なんだけど・・・。

5 名前:無名(`・ω・´)
当時小学校4年生だった私は、走るのが苦手だった。
その時期は丁度、小学校で「マラソン大会」があって、
休み時間になればいつもはしらされていた。

7 名前:無名(`・ω・´)
で、100周分のマスが書いてあるカードがあって、それは1周するごとに色をぬるっていう
感じのカードだった。

走るのが嫌いな私は、マラソン大会が間近になってもそのカードを終わらせることができず、
同じくおわりそうもない人は全員、放課後に残されて走らされていた。

8 名前:無名(`・ω・´)
で、ようやく100周分が終わったある日。
当時は学校に携帯を持って行ってもよかったのだが・・・
教室に戻り、学校を出て携帯を開いてみると、
「着信1件」
それはお母さんからだった。

10 名前:無名(`・ω・´)
習い事とかの連絡用だった携帯に、学校にいる間着信がくるなんておかしい事だった。
わたしはすぐに折り返し発信をした。

私「もしもし、お母さん?」
母「なにやってんのS?(私)」


13 名前:無名(`・ω・´)
私「は? えっと、走らされてた^p^」
母「え・・・ ってことはまだ家に帰ってきてないんだよね?」
私「え、うん。てか学校出たばっかだし」
母「・・・。」

なんとなくおかしかった

16 名前:無名(`・ω・´)
私「で?なんで電話してきたの?」
母「だってS、さっき家の近くの空き地まできてたでしょ??」
私「・・・は?」
母「ふざけてる・・・?」
私「はw普通に学校の前だけどw」

18 名前:無名(`・ω・´)
ちなみに家から空き地までは70Mくらい直線上の道路。

母「さっきね・・・」

母の証言を元にまとめると↓↓
電話をかける5分程前、
私の弟2人と近所の女の子2人が家の前で遊んでいて、
母はそれを見守っていた。

すると、急にヘリコプターの音が聞こえてきて、それが5秒でなりやんだらしい。


20 名前:無名(`・ω・´)
で、その音のすぐ後に
「あ~!!K!!(弟)おねえちゃん学校終わったよ!」
っていう私の声が聞こえてきたらしい。

それだけなら、私も
「誰か真似したんじゃね?」
とか思ったのだが、どうも具合が合わない。

21 名前:無名(`・ω・´)
Kは、私の姿を見ている。
電話越しに教えてもらった「Kが見た私」は、
黄緑と白のチュニック、赤いランドセル、プールバックを手持ち。

まさにその時の私はその格好だった。
弟は幼稚園で起きる時間が違うし、その日は一回も朝からお互い見ていなかった。

22 名前:無名(`・ω・´)
私は理解不能で、とりあえず家に帰った。
友達が知っているのはここまでの話。
それだけならまだ、奇妙な話ってことで終わるんだけど。
まだ続きがある・・・。

26 名前:無名(`・ω・´)
そのまま帰路につき、例の家の近くの空き地を通った途端。ヘリコプターの音が聞こえてきた。
その音を聞いている間、目の前が霞んでた。

29 名前:無名(`・ω・´)
で、知らないうちに家の前にいた。
は?私自分で歩いてないよなぁ?
とか思いながら、まぁ頭がおかしかったんだと思って
普通に家に入った。


なんかおかしい

32 名前:無名(`・ω・´)
なんか、微妙な感じで斜めってる。
でもって、音も何一つ聞こえない。
自分が喋った声も、
動いた音も、
なにもかも全部。

で、極端に怖くなって、お母さんを探した。
でも、いなかった

35 名前:無名(`・ω・´)
さっきまで電話してたし、明らかにおかしいんだけど、もう頭がテンパって理解できなかった。
とにかく知ってる人のところに行こうと、一番家が近い友達のところに向かった。

で、その友達の家に行くにも空き地を通るんだけど、
そこでまた視界が霞んだ。

例によって 家に戻っていた

38 名前:無名(`・ω・´)
で、もうほんとにわけわかんなくなって泣いてた。
その時、急にまたヘリコプターの音が聞こえてきた。
気づくと、1人の人が近づいてきていた。
軍人みたいな制服(カーキっぽい色のやつ)を来てて、
髪は坊主に近い感じ

41 名前:無名(`・ω・´)
そんでその人が話しかけてきたんだけど、意味不明な語源をしゃべってた。
とにかく、日本人じゃなかった。

で、こっちも
「え?え・・・?え、何・・・」

みたいな事を繰り返ししゃべってたら
その軍人みたいな人が急に首をかしげて戻っていった。

47 名前:無名(`・ω・´)
その軍人が戻って行ったあとに、違う人が来た。今度は女だった。

その人はちゃんと日本語をしゃべっていて、
「どうしたの? ここ家? 具材器具は?」
みたいな事をしゃべってたと思う。
具材器具だか 器械なんだか そこらへんは覚えていない

48 名前:無名(`・ω・´)
で、その女の人が私を拉致(?)していって、その人と手をつないでいるあいだは空き地も普通に通れた。

向かった先は、変な倉庫(?)みたいな場所で、今まで見たことなかった。

49 名前:無名(`・ω・´)
そこの倉庫の前に座らされて、
女の人に質問攻めにあった。
「どうしてこうなったの?」
「なんか変なことがおきたりしたの?」
とか。

そこまでにあったことを全部話した時、女の人が

「えっ。。。またそのパターンかぁ・・・」

とか言ってた。

「西日本じゃないのに珍しい」

とかも言ってた。

52 名前:無名(`・ω・´)
で、そのまままた空き地の方に戻らされて、

女「これからは、こんなことがないと思うけど。。。穴は塞ぐ予定だから、安心して。
この場所は○△◇*(何言ってるか不明)と同じような場所だから、あなたの親とかも無事だから」

それだけ言われて、5分くらい沈黙が続いた


54 名前:無名(`・ω・´)
すると、戻っていったあの坊主さんがまたやってきて、
女の人に今度は日本語でなんか話してた。

日本語じゃなかったさっきのは何なんだとかおもってたけどw

女が急に
「じゃあ、元にいこうか、Sちゃん!」

って、なんか名前知られてるし・・・

そして家の前に連れてこられて

「これで大丈夫だから」

って。女はそのまま空き地の方に消えてった。

とりあえず家に入ってみると

今度は普通だった。斜めでもなんでもなかった。
音も普通に聞こえた。

55 名前:無名(`・ω・´)
親も、弟も、部屋の中にいた。
もう、嬉しくて嬉しくて泣き叫んでた。

怖かったのもふっとび、今では
「なんだったんだwwww」
くらいの話。

もっと怖いのは
つい最近あの坊主が夢にでてきて

「助けろ」

って言ったこと