くろたん-オカルト・都市伝説まとめ-

洒落怖

【怖い話】本棚の脇の白い壁から・・・

325 本当にあった怖い名無し
Aが大学に進学し、アパートで一人暮らしを始めて2年目の頃の話。

近々雪も降りそうな初冬の深夜、Aは部屋に電気をつけたままコンビニへ行った。
新刊雑誌を立読みし、飲み物を買って部屋に帰った途端、携帯電話が鳴り出した。
時計を見ると、午前2時半。誰かと思い着信を見ると、友人のBだった。

Bは、Aと高校で同じクラスで、お互いに本を貸し借りする仲だったが、
進学先がAの学校から遠く離れた専門学校だったこともあり、疎遠になっていた。
しかし、何故こんな時間に、久々に電話をかけてきたのか、Aは戸惑った。

とにかく、久しぶりのBとの会話ということで、Aは電話に出た。
「もしもし、Bか?なんでこんな時間に?」
「Aか、お前今どこだ!まだコンビニか!?」
いきなり、切迫した声でBが聞いてきた。



326 本当にあった怖い名無し
「え、いきなり何だよ、コンビニって?ひょっとしてお前このへんに居るの?」
「まだ外か?部屋に戻ってないのか?だったら絶対戻るな!」
Aは唐突なBの命令に驚いた。すでに部屋に戻っているのでそれもできない。
「いや、今もう部屋にいるけど…何、どうしたの」

「もう部屋にいるのか…頼む、俺の言うこと信じて部屋から出てくれ!」
Aが戸惑っていると、Bがさらに奇妙なことを言ってきた。
「お前の部屋の奥に本棚あるだろ。何か変わってないか?本が2冊落ちてないか?」

Bの言うとおり目を向けると、確かに2冊の本が本棚の近くに落ちている。
Aは更に混乱した。進学後は会っていないBが、何故自分の部屋の中を知っているのか。
「その落ちてる本って、○○の最新刊と、グレーの装丁のハードカバーじゃないか?」
Bの言うとおりだった。本棚の方に行かなくても一目でわかった。
「やっぱりそうか、とにかく今すぐそこから出てくれ!」
気味が悪くなったAは、コンビニに行った時の恰好のまま、電気も消さず外に出た。



327 本当にあった怖い名無し
近所にはコンビニ以外開いてる店がないことと、アパートから離れたいこともあり、
Aは歩きながらBと電話を続けた。
「なあB、お前、俺の部屋に来たことなんてないよな?」
「お前の家の場所も知らない。でもお前の部屋に入った。訳わからんと思うけど」
そういうとBは、さっき自分の身に起きたことを話し始めた。

Bがいつものように寝ると、突然深夜の住宅街に立っているのに気付いた。
まったく見たこともない街で、Bは驚きながらも、これは夢だと自覚できたそうだ。
すると、眼の前の建物からAが出てきたのが見えた。
BはAを久しぶりに見たことに嬉しくなり、声をかけたのが見向きもしない。
そのまま近くのコンビニへ入るAを見て、「夢だからな」とBは不思議と納得した。



328 本当にあった怖い名無し
Aが見えなくなると、Bは急に、Aは今どんな暮らしをしているのか気になった。
今出てきた建物に住んでるんだよな、とBはそのアパートに入ってみた。
一度も来たことのない場所なのに、BにはAの住む部屋がなんとなくわかった。
3階の、通路の奥から3つ目の部屋。Bは鍵が掛かっているはずのドアを開けた。

玄関に入ると、右に洗濯機、少し進んで左に風呂場。その奥には電気がついたままの部屋。
部屋の中心には炬燵、左の壁際にベッド、そして右の壁際には本棚。
何となくAらしい雰囲気の部屋だとBは思ったという。
Aはそれを聞きぞっとした。部屋のある階や場所、内装までまったく同じだった。

Bは本棚を見て、本を貸し借りしていたことが懐かしくなり、本を手に取ってみた。
この漫画、最新刊出てたんだな。このグレーの本は小説かな?と、本をもう1冊取った時、
急にBは強い気配を感じ、そちらを見た瞬間、本を落としてしまった。



329 本当にあった怖い名無し
本棚の脇の白い壁から、女の顔だけがBを見ていた。
長い髪を真ん中で分けた、額を出した整った顔立ちだったが、無表情で、
肌の色が壁紙とまったく同じ白だった。Bには一瞬仮面に見えたという。

「あなた、ここでなにをしているの」
女の顔がBに問いかけてきた。Bは突然無性に恐ろしくなった。
問いかけられた瞬間、これは夢じゃない、ここに自分が来てはいけなかったと感じた。
無感情でそっけない口ぶりだったが、Bは聞いただけで死にたくなるほど後悔した。

「あなたがここにいるのなら、わたしはあなたの―」
壁の顔が何か言うのを見て、Bは咄嗟に、女の口を両手で塞いだ。
自分でもよく分からないが、これ以上何か言わせたらやばいと直感で行動したという。
ただ、強く押さえているのに、両手に伝わる感触が壁の物か人の物かよく分からない。
女の方も、表情一つ変えずただBを見ているだけだった。



330 本当にあった怖い名無し
Bは必死で女の口を押さえながら、何がどうなっているのか考えた。
こいつの口を塞いでいればそのうち夢から醒めるのか。そもそもこれは本当に夢なのか。
Aの部屋に何故こんなものがいるのか。自分はこいつに引き寄せられたのではないか。
そして、もしこいつの言葉を最後まで聞いたらどうなるのか。

自分は死ぬかもしれない、そうBは半ば確信したほどだった。
この女は、さっき何を言おうとしたのか。自分の何をどうする気なのか。
このままここから出られなければ、自分は布団の上で死ぬのではないか。
ひょっとして、Aももうこいつに殺されているのではないか、と思った時、



334 本当にあった怖い名無し
口を押さえられたままの女の表情が一瞬変化した。微かに眉を顰めてBを軽く睨んだ。
何故表情が変わったのかBにはわからないが、その顔からは不思議と恐怖を感じなかった。
その時のBには、心外そうな、あるいは少し困ったような顔に見えたという。

何だ、とBが思った瞬間、急に誰かに襟首を掴まれたように、体が引き倒された。
押さえつけていた両手が女の顔から離れ、勢いよく仰向けに倒れて行く。
女の口が何か動いていたが、Bには何を言っているのか聞こえなかった。
床に頭を思い切り打つと思ったその瞬間に、Bは自分の布団の上で我に返った。

しばらくの間、自分がどうなったのかもBにはわからなかったが、
もし今のがただの夢じゃなかったら、と思うとAが心配になり、電話したのだという。
そして、本棚の前で自分が落とした本が確かにあることをAから聞いて、
夢じゃないと確信し、今すぐ部屋から出るように促したのだそうだ。



336 本当にあった怖い名無し
Bの話を最後まで聞いたAは、困惑することしかできなかった。
外に出た時、Bが自分のすぐ近くにいたのだろうか?
そして自分の部屋で奇妙な目に遭い消えた後、入れ違いに自分が戻ったということなのか?
今まで何事もなく平穏に暮らしてきたあの部屋に、本当にそんなものがいるのだろうか?

AはBに礼を言い、朝になってから部屋に戻ると約束して電話を切った。
外が明るくなり、車や人の通りが増えた頃に、Aは意を決して部屋に戻った。
中はカーテンを閉めたままで真っ暗だった。玄関、廊下の電気を点けたまま、
本棚の方に注意しながら、部屋の電気のスイッチを点けた所で、Aは気づいた。
Bに急き立てられ慌てて部屋を出たAは、電気を消さなかったはずなのだ。



337 本当にあった怖い名無し
結局、契約の関係もあり、2ヶ月後にAはそのアパートから引っ越した。
2か月の間、Aは本棚の上に盛り塩を置いていた。Aにはその間何事も起きなかったという。
Bには無事を知らせるつもりで何度か電話を掛けたが、相当その時の体験が堪えたらしく、
すぐに向こうから切ってしまうようになったため、再び疎遠になってしまった。
引っ越してからは、Bからの電話もなく、Aも何事もなく新居で平穏な生活を送ったという。



339 本当にあった怖い名無し
これが、AとBの二人が体験した奇妙な出来事の一部始終です。
私は、大学を卒業した直後のAからこの話を聞き、その後Bに電話で確認し、
二人の話した内容を一つにまとめてみました。二人とも現在は何事もなく、
Bは時間が経過したこともあり、気軽にこのことを人に話せるようになったことや、
Aはあれから何度も連絡をくれたのに申し訳ないことをしたと言っていました。

Aの部屋には本当に何かがいたのか。Bは本当にAの部屋に夢の中で行ったのか。
何かいたとしたら、何故Bは助かったのか。何故疎遠だったBが引き寄せられたのか。
今となっては何も分かりません。ただ、そのアパートは学生に人気で、あの時の部屋も、
きっと何も知らない誰かが住んでいるはずだとAは言います。

【怖い話】Uトンネルであった事

74 本当にあった怖い名無し
くねくねで有名な県に住んでんだけど、そこのUトンネルであった事。

夜中に車でUトンネルを通った時、『コンコン』って運転席側のドアをノックされた。
何とはなしにチラ見すると、何かが車の横を通り過ぎたの。
後ろから前へ。
でも前見たときには、なんの姿も確認できなかったから気のせいだと思った。



75 本当にあった怖い名無し

Uトンネルを抜けて暫くすると、喉が渇いてきたからジュースの自販機がある場所に立ち寄ったの。
車のドアを開けて外に出ようとしたとき、顔に蜘蛛の巣にかかったような感じがした。
顔に纏わりついたものを取ろうとして、ゾッとした。
1m位はあると思われる髪。それが顔に纏わりついてた。
私は短髪で、自分の髪ではない。
気味が悪くなって、自販機で何も買わずに家に帰った。



76 本当にあった怖い名無し

後日。車を洗車してるときに、ワイパー部分にも髪が絡まってたのにはビビった。

そのUトンネルは、地元では知名度の高い心霊スポットらしい。
他にも、数人の友達がUトンネルで怖い体験をしたみたい。

【怖い話】ドアを叩く音。誰か侵入者か?

50 ちょんぼ

つい2ヶ月前に新居へ越して来たんだが、そこで不思議な体験をするようになった。

玄関と居間がドアで隔てられているんだけど、そのドアにはおおきな擦りガラスが。
ちょうど成人男性の身長くらいの高さまでガラスになっている。
新居に越してきてしばらくして、夜中にいきなりものすごい物音で目が覚めた。


52 ちょんぼ

バァンッ バァンッ バァンッ 
とドアを叩く音。擦りガラスが壊れんばかりの勢いだ。
誰か侵入者か?と思ってドアを開ける。誰もいなかった。
玄関は鍵が掛かっていたし、戸締りを確認してドアをしめた。
するとそのドアの向こう側からうめき声が。
「うえあいお・・・うえあいお・・・うえあいぉ・・・」
バァンッ バァンッ バァンッ


54 ちょんぼ

うわー、近所迷惑になるからやめてくれと正直思った。
音とうめき声はドアの向こうから聞こえてくる。でもガラス越しから見ても
何も写っていない。
不思議とあまり恐怖はなく、苛立ちのほうが先にたって
「いいかげんにしろよ!」と怒鳴ってしまった。すると物音は止んだ。




55 ちょんぼ

それから1週間たった頃だろうか。居間での片付けをしているとふと視界の端に気配を感じた。
振り返ってみると、おおきな擦りガラスの向こう側で黒い影が張り付いていた。
ちょうど自分よりやや低めの男?女?が両手を顔の横に広げていた。
擦りガラスなので表情や顔はよくわからないが、口をあんぐり開けてなにやら呻いている。



56 ちょんぼ

といっても、うめき声も物音も聞こえず。しばらくすると黒い影の彼はすっと消えていった。
誰か侵入者か??と思ってドアを開ける。そこには誰もいなかった。
戸締りを確認し、自分はまた居間で片付けを。すると、またべたーッと黒い影が張り付いてきた。
思いっきり衝突するくらいの勢いのはずなのに、物音ひとつしない。
その間、彼はなにか呻いていた。



57 ちょんぼ

消えては張り付き、消えては張り付きを繰り返し、そのうち自分もいらだってきて「いいかげんにしろよ!」
と言ってしまった。すると黒い影はもう現れることはなかった。

さらに1週間たった頃、また夜中にものすごい音が。
ドアを見ると擦りガラスが大きく割れていた。
向こう側にはなにも、誰もいなかった。



58 ちょんぼ

こんだけものすごい音なのに、近所には聞こえないんだろうかと不思議に思ったが、
それよりガラスを霊だかなんだか得体の知れないものに割られ、こちらとしても腹が立って
「ほんといいかげんにしろよ!」とドアノブに手を掛けた。すると見もとで
「・・・みせたいの・・・みせたいぉ・・・」

ここまできて、なんとなく悟ってしまった。



59 ちょんぼ

黒い影の、ヤツははじめに音や衝撃で襲ってきて、1週間たってから姿を現してくるんだと。
ほら、雷は遠くで光がピカッてなってから時間差で音が聞こえてくるじゃん。そんな感じ。
ヤツの場合は音が先で、視覚が後だけど。。。
ヤツは時間差でやってくる。とすると、


60 ちょんぼ

ガラスが割られたということは、もうすでにヤツは部屋の中に入ってきてるってことか。
「みせたいの・・・」とはなんのことだろうか。
1週間後がとても不安になりながら、いまドアの前でガラスの破片を掃除してます。
あぁ、ヤツの顔見たくねぇなぁ。どうしよう。

隣の釣り客が何かを釣りあげたのだが

576 名前:本当にあった怖い名無し
上司が釣り桟橋で夜釣りを楽しんでいたとき、隣の釣り客が何かを釣りあげたのだが
突然「わっ」と叫んで釣竿を、ほっぽり出してどこかに走り去ってしまった。

何だ?と思いながら釣り客がいた場所をみると闇夜の桟橋の上で釣りあげた魚が
跳ねている影がみえた。何を釣ったのかと、近づいてみると…

それは魚ではなく、うごめく人間の腕だった。
それが激しく何度も手首を返し手のひらを、まるで魚の尾ヒレのようにバタつかせ
桟橋の上を跳ね回ると、そのまま桟橋から海面に落ち沈んでいった。

後日その桟橋からバラバラ死体があがったという気の利いたオチは無いが
ただ桟橋の近くにある松林の中に何故か片腕が無い地蔵が古くから祀られているそうだ。

それは首吊りしている人間

510 名前:本当にあった怖い名無し

15年ほど前の話。
中三の夏休み友達二人(AとB)と毎日のように遊んでいた。

部活も引退していたし、受験はあったけど、「なんとかなるわw」ってタイプの三人だったんで勉強もしなかった。
だから暇持て余していたんだ。

うちの近所には中くらいの規模の神社があって、そこには御神木がある。
そこは夏でも涼しくて気持ちがいいのでよく行っていた。
その日もいつもみたいに「涼みに行くか」とジュースを買って行った。
御神木の下に着いてしゃがもうとすると、何かが木にぶら下がっているのに気づいた。
それは首吊りしている人間だった。
「うわーーー!」と俺たちは一目散に神社から飛び出た。
「警察に行った方がいいんじゃ...」ともなったが、面倒に巻き込まれたくなかった俺らは、見て見ぬ振りをした。
しかしそれから数日経っても、首吊り死体発見!とのニュースはなかった。
地元で死体など見つかったら大ニュースになるはずなのに...
合点はいかなかったが、俺らは「見間違いだった」と思い込むようにした。
それから当分神社は怖くて行けなくなってしまった。


511 名前:本当にあった怖い名無し
またそれから二ヶ月ほどして、その話題も忘れていた頃。
Aが足を怪我をした。遊びでサッカーしてて骨折したらしい。
Bと見舞いに行くと思いの外元気で、俺らが病室に入るなり
「屋上行こうぜ!」と言い出した。
個室でもなかったし中坊が大声で喋ってたら同室者に迷惑だろうと思ったんだろう。
屋上に着いて暫く喋っていると、ふと違和感がした。
何か得体のしれないものが柵の向こうからくるような感じ。
二人も気付いたみたいで同じ方向を見ている。と次の瞬間風が吹いた。
今まで風なんか殆ど無かったのに。
「この風に呑まれたらヤバイ!」と直感した俺は屋上の入り口に走った。
友達も同じだったと思う。
風に追いつかれる前になんとか入り口のドアを開け、飛び込んだ。横には息を切らしたBがいる。しかし、Aがいない。
「そうだ。あいつ足怪我して...」
五分ほど経ってもう一度屋上に行くとAの姿はなかった。
「大変なことになった」と思いながらとりあえず病室に戻ると、Aのベッドには見知らぬお爺さんがいた。
「あれ?」と思い、病室のネームを見ると、Aの名前がない。
病室間違えたかと思い、同じフロアを全室確認したがいない。
しかしそれだけじゃなかった。
Aなんて人間自体存在していないことになってた。
Aの家に行くと、Aの母ちゃんはいるけど、Aなんて子はいない。妹も弟もいるのに。(Aの弟が長男ってことになってた)
学校に行っても奴の席はなかった。(写真等にもいない


512 名前:本当にあった怖い名無し
Aが居たことを覚えているのは俺とBだけ。15年経った今でも不思議でならない。
Bとは「Aはあの風に呑まれて異世界に行ったんだ」と話した。
でも俺もBも「それは違う」とほぼ確信している。
そうじゃないと思いたいけど、Aが異世界に行ったんじゃない。俺らが異世界に来たんじゃないのかと。
何故ならあの時首吊り死体を見た御神木がないから。そこは神社の駐車場になっていた。(御神木は違う場所になっていた)
あの時屋上の入り口の扉を開けた先こそが異世界だったんじゃないか?
じゃあ異世界に元からいた俺らは?(あの時都合よく入れ替わった?)
夏休みに御神木で見た首吊り死体はこの事と関係があるのか?
そもそも屋上に吹いた風はなんだったんだ?

疑問はいくつも残るけど、俺もBも結婚して、こっちの世界で幸せにやってます。

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